10月29日(火)の19時から放送されるABCテレビ、テレビ朝日系の番組【名医とつながる!たけしの家庭の医学】で今回
「いつの間にか高額に!怖いステルス医療費を防ぐSP」
が2時間スペシャルで放送されます。
番組内では「ステルス医療費」なるものを防ぐ方法や対策、自己流で関節痛を対処していたがためにいつのまにか隠れたステルス医療費なるものによって地獄に陥って高い金額を払ってしまった女性の体験談、そこから回復した改善方法が紹介されます。
「そもそもステルス医療費って何?」
「ステルス?隠れる戦闘機?」
と思われた方が多いのではないでしょうか。ごもっともです!多分あまりなじみのない言葉ですよね。僕も最初ステルス医療費と聞いて一体何のことか全くわかりませんでしたw
ですので今回、【ステルス医療費】がいったい何でどういう意味なのか?どれくらいの金額で改善方法は何なのかを調べてみました!
隠れたステルス医療費とは何?意味は?
それではさっそくステルス医療費が一体何なのか調べてみましょう!
そもそもステルスという言葉ですが
「隠密」「ひっそり」
など隠れる行為、または隠れている状態を意味する英語ですのでステルス医療費とはつまり
隠れている医療費、目に見えない医療費という意味になります。
現在、70歳から人生の終わりを迎えるまでにかかるであろう医療費の金額というのがおおよそで平均160万円といわれています。
「多い!」
と思った方もいると思うのですがなんとこの160万円という金額は氷山の一角にすぎないというのです。
日本の医療機関で治療してもらった時や薬を処方してもらった時に払う医療費の金額は、かかった金額の3割ですよね。
ですが実際、肩こりや関節痛、頭痛などの慢性的な体調の不良を抱えている人が多く医療機関には行っていないが市販の薬やサプリメント、湿布などを自分で購入して対処しているという方がたくさんいます。
それですぐ症状が直ればいいのですが自分で対処しているということもありなかなか治らずお金だけをじわじわ使ってしまいますよね。
治らなければ当然症状が悪化してしまい、結局医療機関に行き高額な手術代や医療費を払う結果になってしまいますよね。
慢性的な体調不良に払い続けていた市販薬などの医療費、自分で対処していたがために症状が悪化し本来より高額な医療費や手術代を払わなければいけない。
これらが【ステルス医療費】の正体です。
ステルス医療費の金額は?【実例】
みなさんステルス医療費という言葉の意味についてはなんとなくわかったんじゃないでしょうか?
では実際どんなケースがあり、どれくらいの金額がかかったのか番組で紹介されたものを説明します。
・横浜に住んでいるY・Sさん(50代女性)の場合
Yさんは19年前に長女を出産しました。その後右側の腰の下、お尻の周りに鋭い痛みを感じたそうです。ですがYさんは病院には行かずマッサージ、湿布などで自分で対処していました。
その時にかかった金額が年間で1万2000円でその状態が17年も続いたとのことです。
1万2000円×17年=20万4000円!!!
年間1万2000円と馬鹿にしているとだいぶ損しますね。塵も積もれば山となるとはまさにこのことです。20万あれば結構いいカメラ買えますし安い中古車買えますよ。もったいないですね~
そんなYさんですが2年前、食堂のパート中に右の内股に神経を押されるような重い痛みが襲います。その痛みを少しでも和らげるために低反発のクッションを買い、腰痛ベルトを買い、さらには杖まで買いお金を使います。
まさにステルス医療費ですね。
挙句の果てには痛みで歩くこともままならなくなってしまい食堂のパートもやめることとなってしまいました。
収入も下がってしまうなんて最悪の状態!
歩くこともままならなくなってしまったYさん、ついに病院を訪れます。そんなYさんが医師から勧められた手術の費用は入院、リハビリ代含めなんと・・・
30万円!
保険を使っても自己負担額は16万もかかってしまったそうです。Yさんには娘が二人いるのですが、夫は単身赴任中で自分はパートもやめてしまい収入ゼロ。
結局Yさんは自分で対処していた結果
・年間1万2000円の湿布、薬、マッサージ代×17年で20万4000円
・治らない痛みが原因でパートを辞めて収入を失う
・病院での手術代自己負担額16万円
という沢山の金額を失うこととなりました。これがステルス医療費の恐ろしいところですね。
ステルス医療費の改善方法は?【実例】
長年痛みとステルス医療費に悩まされていたYさんですが、ある運動療法と出会い改善されていきました。
その運動療法とは「おしりえくぼ体操」というもので股関節の痛みを予防、改善するものです。その方法によって痛みが改善されYさんはようやくステルス医療費地獄から解放されます。
Yさんがもし、最初に痛みが出たときに病院にいっていたら?
もっと早く運動療法に出会っていたら?
多額の見えない医療費【ステルス医療費】は払わなくてよかったことでしょう。
この事例からステルス医療費の改善方法、予防方法が見えてきます。
・症状があればまず病院に行く
病院に行けば症状に詳しい先生がいますのでその先生に診てもらったり改善方法を的確にアドバイスしてもらいましょう。それで症状が改善されればYさんのように長年効き目のない市販薬や湿布、マッサージにお金を使うことはありません。
・運動療法など自己流の体調改善方法を行う
体に不調があっても自分で治す的確な方法を知っていればお金をかけず治療することが可能です。さらには日ごろから体のメンテナンスを行うことで体の不調を予防し、病気のリスクや将来使う医療費を減らすことが出来ます。
これらの方法によってステルス医療費は改善されますので日ごろから意識しましょう!
隠れたステルス医療費のまとめ
・隠れている医療費、目に見えない医療費をステルス医療費という
・ステルス医療費は対処しないと気付かないうちに何十、何百万円と膨らんでいく
・ステルス医療費の改善方法は早めの医療機関での受診、治療と運動療法など自分でできる的確な治療を行うこと
気付かないうちに使っているステルス医療費、かなりもったいないし無駄な出費だなあと思いました。
多かれ少なかれみなさんも思い当たる節があるんじゃないでしょうか?ステルス医療費に気を付けてもっと楽しいことにお金を使いたいものですね!
以上でステルス医療費についてのまとめを終わります!最後まで読んでくださった方ありがとうございました!