2019年12月15日(日)の18時30分~19時58分に放送の【ナニコレ珍百景!】では北海道石狩の海の幻食材「ルッツ」と呼ばれるものが紹介されます。
引用元:テレビ朝日
目次
【ナニコレ珍百景!】北海道石狩の海の幻食材「ルッツ」?
今回のナニコレ珍百景で紹介された北海道石狩の「ルッツ」と呼ばれる海の幻食材とは一体何なんでしょうか?
そんな「ルッツ」について、その正体や入手方法や通販で売られているか、調理方法や味の方は美味しいのかについてご紹介致します。
北海道石狩の海の幻食材「ルッツ」の正体【閲覧注意】
ここでは、北海道石狩の海の幻食材「ルッツ」の正体について紹介するのですが、はじめに言っておきます・・・
「ルッツはグロテスクですw」
僕は写真でしか見たことが無いのですが、それでも初めて見たときは「なんじゃこりゃあ!」という感じで結構ビックリしましたw
気持ち悪い生物が苦手な方や、心臓の悪い方などは見ない方がいいかもしれませんね。大げさですが閲覧注意ですw
それでは行きます!こちらが北海道石狩の海の幻食材「ルッツ」です・・・
引用元:http://www.esa-sawamura.com/index.html
「なんじゃこりゃあ!」
いまでは少し慣れましたが最初見たときは本当に驚きました。ミミズのようなナマコのような不思議な生物です。
こちらの「ルッツ」ですが、それは北海道での呼び名で実は正式名称を「ユムシ」といいミミズやナマコ、タコなどと同じ無脊椎動物の仲間です。
「ルッツ」は干潟などの浅い海の砂に縦穴を掘って巣を作り、その中で生息しています。ルッツは体の両端から海水を取り込んだり吐き出したりしています。体内には内蔵と海水があり、体を伸び縮みしながら動きます。
これらの特徴はミミズとよく似ていますね。
こちらが生きているユムシの動画になりますので気になる方は見てみてください(自己責任でw)
名古屋港水族館で飼育しているそうなのでもし興味があれば実際見てみるのも面白いかもしれませんね(自己責任でwpart2)
北海道ではルッツ!「ユムシ」の全国の呼び方紹介
今回ナニコレ珍百景で紹介の北海道石狩の海の幻食材「ルッツ」ですが、北海道以外でも獲ることができ、正式名称の「ユムシ」のほかにも地域によってさまざまな呼び名で呼ばれていますのでそちらをご紹介致します。
・地域で異なる「ユムシ」の呼び方
北海道は「ルッツ」
和歌山は「イイ」
九州は「イイマラ」
韓国は「ケブル」
日本ではあまりなじみのない「ユムシ」ですが、韓国や中国ではよく食べられているそうです。
日本国内でも釣り用の餌として釣り人の知名度が高いそうです。こちらはほとんどが韓国、中国から輸入されているそうです。
北海道石狩の海の幻食材「ルッツ」の入手方法は?
北海道石狩の海の幻食材「ルッツ」の入手方法ですが、釣り餌用でしたら一匹100円~200円の値段で購入可能です。
ですが、やはり流通量が少なく珍しい食材ですので簡単には手に入りません。食用となるともっと入手困難かと。
北海道の石狩市では、海が荒れた後に海辺に打ち上げられたルッツを拾いに行って食べることもあるそうです。居酒屋さんでも出るそうです。
ですが、韓国では刺身や炒め物としてよく食べられているそうですので
そちらに行けば食べられると思います。
また、これらの入手法とは別に自分で獲る方法もあります。「ルッツ」は干潟など浅い海の砂に縦穴を掘ってその中に生息しているので、潮干狩りの容量で探していけばひょっとしたら見つかるかも知れません。こちらの方法は大変ですし、生息地を熟知していないと難しいと思われるのでお勧めはしませんが、興味がある方はチャレンジしてみてください!
北海道石狩の海の幻食材「ルッツ」の通販は?
ルッツが通販で売られているか、大手通販サイト「Amazon」や「楽天市場」、それ以外のサイトも探したのですが見つかりませんでした。やはり幻食材というだけあって希少です!
北海道石狩の海の幻食材「ルッツ」の調理法や味は?美味しい?
・調理方法
先ほど「ルッツ」の調理方法について少し触れたのですが、韓国や中国では刺身や串焼き、ホイル焼きや炒め物にして食されています。
日本、主に北海道石狩市では刺身や酢味噌和え、煮物や干物にして食されています。
・味
気になる「ルッツ」の味ですが、グリシンやアラニンといったアミノ酸を多く含んでいて甘味があり、コリコリした食感でミル貝のような味だそうです。
・栄養素
ユムシは栄養価が高い食材で、その中の成分がなんと貧血予防や血管の中の血栓を溶解する働きがあるそうです。見た目はグロテスクですが、中身はスーパーフードですね!
【ナニコレ珍百景!】北海道石狩の幻食材「ルッツ」まとめ
・ナニコレ珍百景紹介の北海道石狩の幻食材「ルッツ」とは、正式名称「ユムシ」と呼ばれるナマコに似た無脊椎動物の仲間
・北海道で「ルッツ」と呼ばれる「ユムシ」ですが、和歌山では「イイ」など地域によって呼び名が異なる
・「ルッツ」は北海道石狩でも海が荒れた後に海岸に打ち上げられたときに食べたり、居酒屋さんで出されている。また、韓国などでは流通しておりよく食べられている
・通販では売られていない
・韓国では刺身や焼き物、日本では刺身や酢味噌和え、煮物や干物に調理して食べられている
・「ルッツ」はミル貝のような味で甘みが多く、食感もコリコリで美味
以上でナニコレ珍百景紹介の北海道石狩の幻食材「ルッツ」についてのまとめを終わります。最後まで読んでくださった方々ありがとうございました!